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映画『春の香り』主題歌に山本雅也の書き下ろし曲「ハルカ」が決定

悪性脳腫瘍と闘いながら漫画家を目指し、18歳で生涯を閉じた坂野春香さんをモデルとした映画『春の香り』。本作は、春香さんの両親である坂野貴宏・和歌子夫妻が上梓した「春の香り 脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ」(2022年8月 文芸社刊)を基に、フィクションで描く青春ストーリーです。

その主題歌が、山本雅也が映画のために書き下ろした「ハルカ」に決定いたしました。

山本雅也コメント

当初主題歌を制作するお話しを聞いたとき、いったい今の自分にどんなテーマで、どんな物語で楽曲を制作しようか本当に悩みました。軽々しく、すぐに引き受けることができなかったから。でも、映画の台本と原作「春の香り」を読ませて頂き、「春香」さんの想い出が僕に曲を書かせてくれました。今まで曲を「作ってきた」ことはあるけれど、「作らせて」もらったことは初めての経験でした。そしてなによりも、彼女の想いが僕自身の音楽活動に再び元気を与えてくれました。「ハルカ」を聴いて僕と同じように、「春香」さんから何かを感じて貰えたらとっても嬉しいです。

ドキュメント映像

今回の情報解禁に合わせて、主題歌「ハルカ」に乗せて、映画の撮影現場の風景をまとめたドキュメント映像が公開されています。

あらすじ

ある日、漫画家志望の女子校生ハルカは、転入先の高校で自身が執筆中の恋愛漫画の主人公タクミと同名のイケメン男子生徒・巧(タクミ)と運命的な出会いをする。互いの夢を語り合ううち、やがて恋に落ちる二人。甘い初恋に胸を躍らせるハルカだったが、しかしそんな矢先、重病を再発してしまう。

病名は悪性脳腫瘍。手術により麻痺の残ってしまった右手。失意の中、ハルカは本当の理由を告げる事も出来ず、タクミに別れを告げ、そして大好きだった漫画を描く事も辞めてしまう。絶望の淵、それでも懸命にリハビリを続けるハルカは、「何が何でも生きたい・・」と願い、父・孝之、母・美佐子、二つ上の姉・優香の三人の家族の愛に支えられ、やがてタクミへの想いを胸に、描きかけの漫画を描き始める・・。

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